着ぐるみサークル③
第3話 五反田の夜、着ぐるみで溶ける
サークル活動が一段落した週末の夜、りさは山田くんを自分の五反田近くのアパートに連れ込んだ。
古いマンションの3階、こぢんまりとした部屋のドアを閉めた瞬間、りさは小さく息を吐いた。
「今日は……サークル室じゃなくて、私の部屋で。本気の二人きり、したかったの」
黒髪のロングヘアを肩に流し、長身細身の168cmの体を少し前屈みにして微笑むりさは、清楚な美女そのものだった。
山田くんは頷きながら、照れくさそうに笑った。
部屋の照明を落とし、ベッドの上の間接照明だけを残す。
りさはクローゼットから特別に用意した、薄ピンクのうさぎ着ぐるみを取り出した。サークル室のものより少し光沢があって、ふわふわのファーがより柔らかく見える。
「これ……山田くんのために選んだの」
りさは長身の体に着ぐるみを着ていった。大きなうさぎの耳がぴょんと立ち、胸元や腰のラインが優しく浮かび上がる。
山田くんも、大きな白いくまの着ぐるみを着た。ふわふわの白い毛並みが、薄暗い部屋で柔らかく光を反射している。
二人はベッドの上に並んで座り、すぐに倒れ込んだ。
着ぐるみ同士が重なり合い、ふわふわの生地が全身を包む。
サークル室では味わえなかった、完全に二人だけの空間。ドアは閉め切られ、外の音はほとんど聞こえない。
山田くんの大きな手が、りさの背中をゆっくりと撫で下ろした。
うさぎ着ぐるみの柔らかいファーを優しく掴み、腰を引き寄せる。
りさは白いくまの胸に自分のふわふわの胸を押しつけ、甘い吐息を漏らした。
「ん……山田くん……」
山田くんの指が、着ぐるみの下腹部のふわふわした部分を優しく、でも執拗に撫で始めた。
分厚い生地越しでも、確かな圧力と円を描くような動きが伝わってくる。
りさの体がビクッと震え、うさぎの口元から抑えきれない甘い声がこぼれた。
「は……あっ……そこ、気持ちいい……」
りさも負けじと、白いくまの胸に自分の体を強く擦りつける。
着ぐるみの中で、汗ばみ始めた肌が熱くなり、布に張り付くような感覚が全身を駆け巡る。
普段の清楚で落ち着いた自分では想像もできなかった、強い快楽がじわじわと体を溶かしていく。
二人は着ぐるみを被ったまま、何度も唇を重ねた。
ふわふわのうさぎの口元とくまの口元が重なり、熱い息が混じり合う。
着ぐるみの中で汗が滲み、肌が滑るような感触がさらに興奮を高めた。
山田くんの指の動きが少しずつ大胆になり、りさの腰が自然とくねり始める。
ふわふわの胸を押しつけ合い、擦れ合うたびに甘い声が部屋に響いた。
着ぐるみの厚いファーが、すべての刺激を柔らかく包み込みながら、逆に敏感さを増幅させる。
やがて、二人はこれまでで一番深い快楽の波に包まれていった。
着ぐるみを少しだけずらして、熱くなった生肌がわずかに触れ合う瞬間。
圧迫感と熱が混じり合い、りさの体が弓なりにしなる。
山田くんの腕がりさを強く抱きしめ、二人は着ぐるみを被ったまま、濃厚な快楽の頂点に達した。
……
快楽の波がゆっくりと引いたあと、汗だくでベッドに横たわるりさ。
黒髪のロングヘアが頰や首筋に張り付き、長身細身の美しい体が、着ぐるみの中でまだ小さく震えていた。
山田くんは白いくまの着ぐるみのまま、優しくりさの髪を撫でる。
りさは目を細め、山田くんに顔を近づけた。
着ぐるみのままの柔らかいキスを一つ交わし、囁いた。
「これからもずっと……この秘密の遊び、続けようね」
五反田の夜は、静かに二人を包み込んでいた。
着ぐるみ越しの甘い快感と、誰にも知られない親密さが、二人の関係をさらに深く、特別なものに変えていく。
